2017年11月 山口画廊 藤崎孝敏個展(全作品)
上辺の虚飾や麗容をことごとく剥ぎ落とし、真っ向から人間の本質を鷲掴みにえぐり取って、そのままカンヴァスに叩き付けたかのような画風と言えば、その類を見ない独創的な表現の一端に、触れ得たことになるだろうか。
30代初めに渡仏して、パリのモンマルトル界隈を転々としつつ、時にイタリアやスペイン等々、諸処を放流する中で、
荒々しい激情と憂愁の叙情を併せ持つ、独自の油彩画を確立する。
以後、神戸や東京のギャラリーにおける数々の個展活動を通して、熱烈なファンを生み続けて来た。
50代でパリを離れ、ベルギーからノルマンディ-を経て現在はブルターニュに在住、しかし自らの生活に根ざしたストレートな内省的表現は、所を変えても全く揺るぐ事がない。
山口画廊 (一部省略)
ルドンの丘 3F |
庭の花 4M
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自画像 3P |
ルドンの流れ 6P |
Bernadite 4F |
ルドンの運河 6P |
アトリエから 15F |
雨のプラハ 15M |
クロードの食卓 30M
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自画像 30P |
コンカルノ 8P |
ルドンの夕陽 8F |
羊を搬ぶ男 20M |
ノルマンディ 30M |
卓上の花 10F |
アトリエの隅 10F |
枯れた向日葵 15M |