施工事例
2015年12月08日 掲載
【函南肥田店】築30年戸建て住宅 リフォーム工事 床張替え編(NO.4) (函南町S様邸) |
NODA クリヤシルキーハード 12mm厚 張替え |
建 物 | 戸建て |
場 所 | リビング・キッチン |
目 的 | 修理・修繕 |
地 域 | 静岡県田方郡函南町 |
工事完了日 | 2015年4月20日 |
予 算 | ー |
工 期 | 3日 |
使用した商品 | ー |
ダイニングキッチン 床張替え工事
☆☆張替え前☆☆ 表面が経年劣化しています
★★張替え後★★ 表面:なら銘木単板 |
30年築の戸建て住宅です。
今は、60歳代のご夫婦と、80歳代のおばあ様でお暮らしですが、お子様たちがご成人するまでは、
お子様3人のおじい様お加えて、7人家族でした。
床を見ていると、お子様が小さく走りまわっている姿や、中学・高校生のお子様たちが入れ替わり
立ち代わりダイニングキッチンに顔をだし、キッチンではS様やおばあ様が頑張ってお料理している光景が
浮かんできまた。とても、穏やかなご家族なので 温かい穏やかな時間が流れる中、お子様たちは
育たれたのでは。。。。と心が温かくなりました。
長い間、家族を支えて来てくれた床も「経年劣化」が見られました。
はじめは、「色が剥げてきたから色を塗りたい!!」そんなご要望でした。
しかし、表面が摩擦で薄くなっていました。
塗装をするとなると、①まず下地処理として表面を平らにする為にサンダーで削る ②塗装を3層塗る。
この①の工程が問題でした。
経年劣化で表面が薄くなっている為、サンダーで削られてしまう可能性が多い! と。
ある所は、表面が取れてしまい、ある所は残る。
表面がぼこぼこになってしまう可能をお話させて頂き また所どころ、床の沈みが有ったので
張替えを視野に入れ検討が始まりました。。。。。
塗装が駄目なら。。。。。上から貼ったら?・・・・も考えました。
●現状の床の上から新しい床材を貼る。
●現状の床の上から、木目調のシートを貼る。
どれも、隣室の敷居のところで段差になってしまいます。
金物入れたり。。。削ったり。。。見た目も悪く。。。結局、段差は解消されません。
シートだと、ほんの数㎜のことですが
お年を召すと、ほんの少しの段差にもつまづいてしまいます。
住み慣れた家だからこそ、突然出来る段差に慣れるのは時間が掛かると思います。
床も沈んでいたので、S様は張替えをすることをお選びになられました。
家の中で一番人が集まる場所です。一番、痛みが酷くて当たり前なのかも知れません。
■■ 既存床撤去 ■■
根太の緩んでいたビスを締めなおす
システムキッチンが有る場所 |
ダイニングキッチンの「床張替え」です。
今回は、在宅リフォーム工事なので、床を半分づつ張り替えました。
①ガス、水道を止めて。
②システムキッチンを外して
③棚・キッチンを残りの床に移動して
④既存床を剥がします。
⑤床下があらわになりました。
根太等の確認です。腐りは無いか?シロアリはいないか?イタミは無いか?
------S様のお宅は、基礎が「べた基礎」といい、床下を全部コンクリートで固めてある基礎でした。
とても乾燥していて、いい状態でした。
ただ、経年のせいで 根太を取り付けてあるビスが、緩んでいるところがありましたので、
大工さんが全てのビスを確認、打ち直して補強してくれました!!
床下収納庫が有った所は、根太をつけて補強しました。
床断熱材が、数箇所下に落ちていたので落ちないように固定しました。
⑥ここまできたら、、、新しい床材を貼ります。
★☆★★ 床張替え完成です!! ★★☆★
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⑦半分張替え荷物を移動したら 残りの半分です。
⑧重いピアノも移動しながらの 無事貼り終わりました!!
一番 人が集う場所!!
一番 綺麗なところになりました!!
S様は、選んだ床が思っていた色でなく、はじめは困惑したご様子でしたが、
工事が終わり、本格的に住み始めたら、「表面が強くて、掃除しやすいわ!!」と
お言葉を頂き嬉しく思いました!!
S様 床張替えのときは、荷物の移動など ご協力ありがとう御座いました!!